Nobtec’s CAMP diary

キャンプ関係の紹介

◼️LP燃料について(CB缶やOD缶について)について

主成分は

ブタン・イソブタン・プロパンからできています。各燃料の燃焼熱量は大きくは変わらず、内容量にほぼ比例すると考えてもらってい良いでしょう。

◼️ブタン(ノルマルブタン)

化学式:C4H10    沸点:-0.5℃

蒸気圧(at20℃):2,213hPa    発熱量:42.8kJ/kg

◼️イソブタン

化学式:C4H10    沸点:-11.7℃

蒸気圧(at20℃):3,113hPa    発熱量42.8KJ/kg

◼️プロパン

化学式:C3H8    沸点:-42.09℃

蒸気圧(at20℃):8,513hPa    発熱量44.0KJ/kg

 

格安ボンベは主成分がブタンで、低温対応型のボンベはイソブタンが主成分になったりプロパンの含有量が多くなったりし、内圧を高めることによって、外気温の低いときに内圧を高めて、ガスを噴出させます。CB缶にも低温対応はありますが、ボンベの耐圧上OD缶の方が圧力を高められるようです。

 

◼️CB缶の場合

格安ボンベの成分はだいたい

ブタン70%    イソブタン30%    プロパン0%

低温対応の成分は

メーカーによってマチマチのようです。

下記が販売されてる有名な低温タイプCB缶となります。
○ユニフレーム プレミアム 

(プロパン 5% イソブタン 95%)

 

イワタニ  ゴールド 

(イソブタン 70% nブタン 30%)

○トーホー  ゴールド 

(イソブタン 75% nブタン 25%)

※なぜゴールドという名前でこの缶の色なのかは不明です(笑)

スノーピーク GP CBイソ(金缶)

(イソブタン ??% ブタン ??%)

 

新富士バーナー(SOTO) パワーガス

(イソブタン ??% nブタン ??%)

 

ソト(SOTO) パワーガス 3本パック ST-760 [HTRC 2.1]

ソト(SOTO) パワーガス 3本パック ST-760 [HTRC 2.1]

  • 発売日: 2012/04/05
  • メディア: スポーツ用品
 

 

 

 

 

◼️シングルバーナーおすすめ7選

◼️液体燃料のおすすめです。

その①

メーカー:MSR

機種:ウィスパーライトインターナショナル

熱量:約2772kcal/h

燃料:ホワイトガソリン・無鉛ガソリン・灯油

音が大きいと行った口コミがありますが、灯油が使えるのは非常にランニングコストに優れます。プレヒートは若干めんどくさいですが、低温でも使え非常に便利だと思います。

 

その②

Optimus(オプティマス) NOVA

メーカー:Optimus(オプティマス) 

熱量:約2455kcal/h

燃料:ホワイトガソリン・灯油・ディーゼル

 

OPTIMUS(オプティマス) NOVA 11010

OPTIMUS(オプティマス) NOVA 11010

  • メディア: スポーツ用品
 

海外では軍隊なんかも使用しているようです。

 

その③

メーカー:SOTO(新富士バーナー)

機種:SOD-371(MUKAストーブ)

熱量:約4000kcal/h

燃料:ホワイトガソリン・無鉛ガソリン

 

なんと液体燃料でプレヒート不要という代物。これで灯油が使えたら完璧なのに。

 

◼️CB缶おすすめです。

その④

メーカー:SOTO(新富士バーナー)

機種:ST-320

熱量:約1500kcal/h

燃料:LPガス(CB缶)

CB缶シングルバーナーといえば新富士バーナー!非常にコンパクトに収納できソロキャンプにぴったり!火力が一点集中のため焦げ付きに必要です。とろ火が得意なので缶詰を暖めながら食べたりといったことにも向いてます。

 

その⑤

メーカー:SOTO(新富士バーナー)

型式:ST-301

熱量:約3200kcal/h

燃料:LPガス(CB缶)

カセットコンロの代わりの旅のお供として!

ゴトクがしっかりしているので、土鍋などをおいても大丈夫!

 

◼️OD缶のおすすめ

その⑥

メーカー:SOTO(新富士バーナー)

熱量:約3000kcal/h

燃料:ホワイトガソリン、無鉛ガソリン、

         LPガス(OD缶)

特徴:液体燃料も、ボンベも使用が可能という非常に珍しいハイブリッドタイプ。

 

 

その⑦

メーカー:色々

熱量:不明

燃料:燃料用アルコール

 

薬局などで販売している燃料用アルコールををもちい、お湯を沸かすだけなら本商品で充分。構造が簡単でどこのメーカーも大きくは変わらないのでひとまとめとしました。

有名なのは上記にリンク張らせてもらっているトランギアやエスビット辺りでしょう。

 

◼️キャンプグッズ使用燃料について考える。

いきなりこんなマニアックな話ですいません。
キャンプ用品を色々揃えようとすると、シングルバーナーやランタン、ヒーターなど燃料を使う器具も必要となってきます。必ずそこで燃料の種類が色々あり、悩まされる時が来るでしょう。
メリットやデメリット、ランニングコストについても考えてみました。

◼️ホワイトガソリン
○メリット
外気温が低くても火がつけれる。
器具の手入れが頻繁でなくて良い。
種類やアイテムが豊富。
✕デメリット
キャンプ用品売場等の専門店で
ないと燃料が手に入らない。
ランニングコストが高い。
ランニングコスト
¥121/1000kcal

◼️無鉛ガソリン¥14.5
○メリット
外気温が低くても火がつけれる。
ガソリンスタンドで容易に燃料が手に入る。
(有人スタンドのみ)
ランニングコストが安い
✕デメリット
取り扱いに注意が必要。
ホワイトガソリンの器具で無鉛ガソリンも
使えると良く記載されているが、機器が壊れ
たり煤が出たりであまりおすすめではない。
ランニングコスト
¥14.5/1000kcal

◼️灯油
○メリット
外気温が低くても火がつけれる
ランニングコストが安い。
✕デメリット
多くの機器はプレヒートという作業が
必要となり、別途アルコールなどであたため
ないといけない。
器具の手入れが必要。
ランニングコスト
¥9.5/1000kcal

◼️LPガス(OD缶)
○メリット
取り扱いにが容易。
種類やアイテムが豊富。
✕デメリット
ランニングコストが高い
キャンプ用品売場等の専門店で
ないと手に入らない。
ランニングコスト
¥135/1000kcal

◼️LPガス(CB缶)¥39
○メリット
取り扱いにが容易。
用意に燃料が手に入る。
ランニングコストが安い。
✕デメリット
低温では使用できない。
種類やアイテムが若干少ない。
キャンプ用品売場等の専門店で
ないと手に入らない。
※一部対策ボンベ有り
ランニングコスト
¥39/1000kcal

(参考)都市ガス¥13.3

結論)
ランニングは灯油がおすすめです。なんと試算結果家庭用都市ガスより安いとは。。個人的にはヘビーユーザーには、灯油がおすすめ。ライトユーザーにはCB缶がおすすめです。ただガソリンや、OD缶の方が種類が多かったりしますので、良く検討して納得したものを購入するのが一番!

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◼️試算条件
(金額)
燃料アルコール¥300/500cc(392.5g)ホワイトガソリン ¥1,000/L
無鉛ガソリン¥120/L
灯油¥83/L
LPガス(OD缶) ¥400/缶(250g)
LPガス(CB缶) ¥100/缶(250g)
(参考)都市ガス¥130/m3

(発熱量)
燃料用アルコール5916kcal/kg
ホワイトガソリン 8277kcal/L
無鉛ガソリン8253kcal/L
灯油8729kcal/L
LPガス(OD缶) 11800kcal/kg
LPガス(CB缶) 11800kcal/kg
都市ガス9713kcal/m3
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